ポップの介護日記

愛犬ポップの介護生活をマイペースに記録していきます。

132日目

今ポップのご飯は、以前ここでも紹介した腎臓サポートのドッグフードを蒸かしたものか、いなば食品から出てる高齢犬向けのささみフードか、かぼちゃをあげています。最初はかぼちゃしか食べなかったのですが、だんだん何でも食べるようになってきて、特に認知症の発作を起こしているときだと混乱して口元に運ばれるものは指だろうがタオルだろうが何でも口に入れるので、栄養バランスを考えドッグフードをあげることにしました。

ポップはもう歯がほとんどないので、ドッグフードは蒸かしてあってもそのまま飲み込んでしまいます。それでもドッグフード一粒そんな大きくないし、いいウンチが出るので毎日1回はドッグフードをあげていました。

 

しかし最近、ポップが睡眠導入剤を飲んでいるのに薬を飲み始める前と同じように1日騒ぐようになったのです。寝るときはこてんと寝るのですが、起きているときの騒ぎ方が尋常ではないのです。

もしかしてドッグフードが胃にもたれているのかもしれないと思い、ドッグフードをあげるのをやめました。すると少しだけ騒ぐ回数が減ったような気がしますが、やはり大声で鳴くのはやめません。

 

もしかすると脳腫瘍が大きくなっているのかもしれません。

実は脳腫瘍は、検査したわけではないのであるかどうか分かりません。でも多分そうだろうと獣医さんに言われました。検査すればはっきりするのですが、検査してもポップは年寄りなので身体が手術に耐えられないのです。高いお金をかけて検査してもあまり意味がないため、検査はしないことにしました。

仮に脳腫瘍じゃなかったとしても、認知症の症状が進んでいるのだと思います。

 

睡眠導入剤を貰った直後は、「このままもう1年くらい生きてくれるかも…」なんて思いましたが、生き物の身体はそんな単純なものではないのだと思い知らされた気分です。

 

ポップはもう耳が聴こえません。目も殆ど見えません。飼い主は私と母のことをなんとか理解できるくらいのようです。

もし願い事がひとつ叶うなら、天国からお迎えが来る前にポップを一度でいいので若い頃のように思いっきり走らせてあげたいです。

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