ポップの介護日記

愛犬ポップの介護生活をマイペースに記録していきます。

113日目

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春になって、暖かくなってきました。

 

ポップの薬が切れたので、一昨日動物病院に行ってきました。

ついでに認知症の症状が多いことも獣医さんにお話して、夜だけでもどうにかならないかと相談しました。このままでは私と母が共倒れになってしまうので。

そして処方してもらったのが睡眠導入剤ですが、これが本当によく効きます。発作を起こすことがぐっと減って、今まで自分の生活の9割くらい占めていたポップのための時間が5割くらいに減り、処方されて初日はいきなり自分の時間が増えて戸惑ったほどです。何より夜が泣きたくなるくらい楽になりました。

あまりによく眠っているので申し訳なく感じています。

 

でも、ポップと一緒に過ごす時間が優しくなりました。これまではポップが少しでも鳴くとドキリとして、たまに空耳が聴こえるほどでした。夜がとても長くて、寝ることが辛くなっていました。今思えば少し病んでいたのかもしれません。

ポップが寝ている貴重な時間は決して起こさないようにびくびくしていましたが、今は寝ているポップを撫でる余裕もできました。

 

もしあの生活が続いたままポップとさよならすることになってしまっていたら、私は心のどこかで喜んでしまっていたかもしれません。

そんなことになれば、しばらくは解放感があっても数か月後に激しく後悔していたに違いありません。お薬がもらえて、良かったです。

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この日、梅を食べようとしていました。

目はもう見えないはずですが、いい匂いがするので食べ物だと思ったのかな?